Top >  注意点 >  抗うつ剤の注意点

抗うつ剤の注意点

抗うつ剤もあがり症の克服に対して使用されていますが、すべての抗うつ剤があがり症の克服に対して効果があるとは限りません。

例えば従来から多く使用されてきた「三環系抗うつ剤」と呼ばれる薬はあがり症など「社会不安」に対しては効果が薄いと言われています。

あがり症の克服に使用される抗うつ剤は「SSRI」と呼ばれる比較的新しいタイプの薬です。

この薬の特徴は、従来の抗うつ剤が様々な神経伝達物質に作用するのに対し、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質にのみ作用することにあります。

セロトニンは心理的な障害に最も関わりが深いとされる神経伝達物質で、SSRIは神経の終末部分でセロトニンの量を正常に近い量にする効果があります。

SSRIはこのようにピンポイントで働きかけることに加え、副作用も少ないとされています。

さらに、この薬は「うつ」の治療だけでなく、「パニック障害」や「強迫性障害」の不安を抑える効果もあることから、様々な場面で処方されています。

抗うつ剤を日常的に使用するためには、医師の指示に従い、多くの点に注意しなければなりません。

抗うつ剤の服用はβ遮断薬と異なり、処方期間が短時間で終了するのではなく、少なくても半年から一年、場合によっては数年以上にかけて続ける必要があります。

また、数ヶ月の服用のおかげで効果が現れたとしても、そこで満足して服用を止めてしまってはいけません。

突然服用を止めるとリバウンドの症状が発生することもあるようです。

抗うつ剤の使用については注意点が多いことから、必ず医師の処方に従うことが必要になります。

そして、抗うつ剤を使用したあがり症の克服には心理的なサポート、つまり心理療法も併用して行うことが多いようです。

.

注意点

関連エントリー

β遮断薬の注意点 抗うつ剤の注意点 エクスポージャー法の注意点


更新履歴
健康の記念日
健康ハートの日
日本心臓財団と厚生省(現在の厚生労働省)が1985(昭和60)年に制定。「ハー(8)ト(10)」の語呂合せ。夏の間に心と体のチェックをして、心臓病の多発する冬に備える日。
生命・きずなの日
日本ドナー家族クラブが制定。生命の大切さ、生命の絆について考える日。
人間ドックの日
1954(昭和29)年、国立東京第一病院(現在の国立国際医療センター)で人間ドックが始められた。健康独立宣言の日
インターナショナルヘルスアカデミーアクティブ100の川越三恵子さんが提唱。無病息災を祈る日である「夏越の祓」の翌日。
世界保健デー(World Health Day)
世界保健機関(WHO)が1949(昭和24)年に制定。国際デーの一つ。1948(昭和23)年、世界保健機関が発足した。WHOは、世界保健機関憲章によって設立された国連の機関である。「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」(「世界保健機関憲章」第1条)を目的としている。(何の日Anniversary)